友達にクイズを送って、返ってきた点数が30問中20問。これは「わかってる」と言っていいのか、それとも普通なのか。点数だけ見ても、比べる相手がいないと判断がつきません。
そこで、リカイド日本語版の本編(6ジャンル)で作られたクイズへの挑戦の記録(2026/08/08〜2026/09/22の2,238,720回)から、点数と問題数だけを取り出して集計しました。名前などは使っていません。
30問クイズの平均は20.6問
挑戦の大半を占める30問のクイズでは、次のようになりました。
- 平均は20.6問(正答率68.8%)、真ん中の値(中央値)は20問
- 挑戦の約56.4%が、18問から23問のあいだに入っている
- 30問全部正解の満点は挑戦の2.9%、0問は0.1%
30問クイズの点数の分布(挑戦2,040,889回)
山は真ん中より少し上、18〜23問のあたりにあります。2択なので当てずっぽうでも半分の15問前後は取れそうに思えますが、実際にはそれより上に集まっています。
アプリの称号で見ると
リカイドは、結果画面で正答率に応じた称号を出しています。90%以上が「ソウルメイト級」、73%以上が「親友級」、50%以上が「友達級」、27%以上が「顔見知り級」、それより下が「はじめまして級」です。30問なら、27問以上でソウルメイト級、22問以上で親友級になります。
30問の挑戦で、それぞれの称号が出た割合です。
- ソウルメイト級:9.5%
- 親友級:29%
- 友達級:56.1%
- 顔見知り級:5.1%
- はじめまして級:0.3%
挑戦の半分ほどが友達級です。親友級以上をもらえたなら、平均より上の点数だったことになります。
「みんなの多数派に全部賭けた」ときの点数
点数の読み方を考えるうえで、ひとつ比べる物差しを作りました。相手のことを何も知らなくても、「みんなが多く選ぶほう」に全部賭けたら何点取れるかです。
リカイドの2択は、ほとんどが半々ではありません。クイズを作った人の答えの集計では、本編の600問で「多いほうの選択肢」の割合は、回答数で重みをつけた平均で65.8%でした。つまり、多数派に賭ければ、1問あたりそのくらいの確率で当たることになります。
この割合を使って、本編と同じ組み方(6ジャンル×5問)の30問クイズで、全問を多数派に賭けたときの点数をコンピューターで200,000回くり返し計算しました。
- 多数派に全部賭けた場合:平均19.8問、24問以上は7.1%、27問以上は0.2%
- 実際の30問の挑戦:平均20.6問、24問以上は22.1%、27問以上は9.5%
平均だけを比べると、実際の挑戦は「多数派に全部賭けた場合」と大きくは変わりません。差がはっきり出るのは上のほうです。27問以上のソウルメイト級は、多数派に賭けるだけではほとんど出ない点数でした。


とらの言うとおり、挑戦の記録からは「その人が本当に相手をよく知っていたのか」「2回目の挑戦だったのか」は区別できません。それでも、多数派に賭けるだけで届く点数の目安があれば、返ってきた点数を少し落ち着いて読めます。
問題数を増やすと、満点は出にくくなる
リカイドの本編は、30問のほかに60問・90問・120問・150問も選べます(恋編などの特化版は30問か50問)。問題数ごとの平均の正答率と、満点の割合です。
- 60問:平均68.5%、満点1.6%(挑戦120,557回)
- 90問:平均68.8%、満点0.9%(挑戦16,524回)
- 120問:平均69%、満点0.7%(挑戦5,028回)
- 150問:平均69.1%、満点0.8%(挑戦55,722回)
平均の正答率は、問題数が変わってもほとんど動きません。一方で満点の割合は、30問の2.9%に対して、60〜150問ではどれも低くなっています(150問は0.8%)。ただし、問題数ごとに作る人も挑戦する人も違うので、この差を問題数だけの影響とは言い切れません。長いクイズで満点を取れたら、それだけ珍しいということです。
返ってきた点数の読み方
ここまでの数字から、30問クイズの点数を読むときの目安をまとめます。
- 20問前後:挑戦のちょうど真ん中あたり。多数派に全部賭けた場合の平均もこのくらいです
- 22〜26問(親友級):今回集計した30問の挑戦の平均より上です。ただし、点数だけで、相手への理解と偶然・再挑戦の影響を分けることはできません
- 27問以上(ソウルメイト級):実際の30問の挑戦では9.5%でした。一方、この記事の仮定にもとづく計算では0.2%でした。この0.2%は、相手を知らない人一般の確率や、その人が相手をよく知っている証拠を表すものではありません
点数が低かったときは、クイズを作った人の答えに少数派が多かった可能性もあります。みんなと違う答えが多いクイズでは、多数派に賭ける作戦が効かないので、よく知っている友達でも点が伸びにくくなります。自分の答えが多数派寄りか少数派寄りかは、16タイプ診断の「みんなと王道⇔われみち異端」の軸でも見られます。
このデータについて
多数派の割合:2026年9月23日時点の、クイズを作った人が自分で選んだ答えの集計から計算しました。挑戦した人が実際に多数派に賭けたかどうかは分かりません。あくまで点数を読むための物差しです。