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リカイドラボ › ダーク・本音の2択

🌙 ダーク・本音

割り勘の1円は85%がどんぶり勘定。なのにデート代は58%が「きっちり」

2026.08.27|回答データ: 34,716人(8/27時点)

割り勘の1円単位は?

気になる15%
どんぶり勘定85%

リカイドでクイズを作った34,716人の回答から集計

きっちり払いたい人は、実は多数派です。

恋愛編の「デート代は?」を見ると、「きっちり割り勘」が58%、「どちらかが多め」が42%(約3万4千人)。半分以上が、その場で分けたいと答えています。おごる・おごられるより、割るほうがいい。

ところが同じリカイドで、話を1円まで下ろすと景色が変わります。ダーク・本音編の「割り勘の1円単位は?」に34,716人が答えて、「気になる」が15%、「どんぶり勘定」が85%。ダーク編の100問を偏りの大きい順に並べると4番目に入る、かなり寄った一問です。

割り勘したいのに、1円は気にしないんだ?
矛盾してるように見えて、たぶんしてない

「きっちり」が指しているのは、金額ではなさそうです

会計が7,340円で3人。割ると1人あたり2,446円と少しですが、実際に集まるのは2,450円か2,500円です。多くの場合、幹事が「2,500円で」と言い、誰も異議を唱えないまま終わります。この数十円について、85%は最初から争点にしていません。

では、デート代で58%が求めた「きっちり」は何なのか。おそらく金額の正確さではなく、その場に貸し借りを残さないことのほうです。どちらかが多めに出した瞬間、次の食事や別の何かで返す感覚が生まれます。1円の誤差からは貸し借りが生まれませんが、「今日は出すよ」からは生まれる。気にされているのは端数ではなく、会計のあとに残る関係の傾きのようです。

家計のほうも、そろってざっくりです

金額を細かく管理する側は、リカイドのどの質問でも少数派に落ち着きます。

- 「お金の管理は?」→ 家計簿・アプリでつける19%(約2万2千人)
- 「貯金は?」→ 得意35%(約2万6千人)
- 「衝動買いは?」→ しがち79%(約3万人)
- 「小銭は?」→ 貯金箱に貯める28%(約2万2千人)
- 「ポイントカードは?」→ 全部持ってる18%(約1万8千人)

管理する側は2割前後、ゆるい側が8割前後。1円が気になる15%は、ちょうどこの帯に収まります。「割り勘の1円単位は?」は、けちかどうかではなく几帳面かどうかを測っていると考えたほうが、他の数字とよく噛み合います。

人はお金を一本の残高としてではなく、用途ごとの財布に分けて考えがちだ——メンタル・アカウンティング(心の会計)という言い方で知られる話です。飲み会の会計は交際費の財布に入っていて、そこでは数十円の差より場の空気のほうが優先されやすい。ただしその財布のゆるさは飲み会に限った話ではなく、家計簿の19%を見るかぎり、財布ごと全部ゆるい人がかなりいそうです。

家計簿、3日でやめたの思い出した
81%の仲間だ。安心しろ
安心していいのかな

「気になる」15%が見ているもの

少数派を「細かい人」で片づけると、たぶん何も見えません。いくつかの型が混ざっているはずです。

数字が目に入ると自動的に合わせたくなる人。過去に多めを負担する側が続いて、その感覚が残っている人。単純に暗算が速く、気づきたくなくても気づいてしまう人。

そしてもうひとつ、幹事をよくやる人がいます。集めた額と請求額が合わなければ、差額はそのまま自分の財布から出ます。10人で1人あたり50円ずつ丸めれば500円。1円が気になるというより、1円が本当に自分の負担になる立場に何度も立っているだけかもしれません。この人たちがいるおかげで、残りの85%は端数を気にせずに済んでいます。

「細かい」は、言い出しにくい自己申告です

最後に、この数字の取れ方を疑っておきます。

「どんぶり勘定」は豪快さの側にある言葉で、選んでも痛みがありません。いっぽう「気になる」を選ぶことは、自分は細かいと申告するのに近い。しかもリカイドの回答は、友達に当ててもらう前提で作られます。見られると分かっている場所で、自分の細かさに手を挙げるのは、かなりハードルが高いはずです。

同じダーク編の「押しに弱い?」では「弱い」が81%(約4万3千人)でした。弱さは笑いながら認められるのに、細かさは認めにくい。この非対称を踏まえると、15%は実際の下限で、本当はもう少しいると考えるほうが自然に思えます。

📎 ラボメモ:「割り勘の1円単位は?」はダーク・本音編で4番目に票が寄った質問。上から3つは「店員さんへの態度は?」「かまってほしいときは?」「黒歴史は?」で、いずれもリカイドラボで記事にしています。

会計の場で誰が黙って多めに出しているかは、その場では誰にも分かりません。あとから聞くのも野暮なので、こういうことこそ、クイズで確かめるくらいがちょうどいい話です。

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