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一緒に組むなら「ノリが合う人」が82%。勝ちにはこだわるのに

2026.09.03|回答データ: 2,587人(9/3時点)

組みたい相手は?

上手い人18%
ノリが合う人82%

リカイドでクイズを作った2,587人の回答から集計

「初心者歓迎」「わいわいやりましょう」。マルチプレイの募集文には、腕前を問わないことをわざわざ書き添える定型句がいくつもあります。逆に「上手い人求む」と書かれた募集は、条件をはっきりさせているぶん親切なはずなのに、あまり見かけません。リカイドのゲーム編にある2択「組みたい相手は?」の結果は、その偏りとだいたい一致していました。2,587人が答えて、「上手い人」が18%、「ノリが合う人」が82%。ゲーム編100問を票の偏りが大きい順に並べると、この一問は10位に入ります。

そりゃそうでしょ。ゲームは楽しくやるものだもん
お前、昨日のランクマで味方に「なんでそっち行くんだよ」って言ってなかったか
……言ってた

勝ちたい気持ちのほうは、ちゃんとあります

「楽しければ勝敗はどうでもいい」という結論に飛びつく前に、同じゲーム編の他の数字を見ておきます。「友達との対戦は?」は「全力で倒す」が80%、「ちょい接待」が20%。「戦績・勝率は?」は「つい見ちゃう」が79%、「気にしない」が21%です。相手が友達でも手加減せず、自分の成績も気になってしまう人が、どちらも8割前後いることになります。

つまり、この82%は勝ちを捨てた人たちの票ではなさそうです。むしろ勝ちにこだわる層が、それとは別の理由で「ノリが合う人」に手を伸ばしている、と読むほうが数字には合います。勝ちたい気持ちと、上手い人のとなりに座りたい気持ちは、どうやら別の引き出しに入っているようです。

「上手い人」は、強さ以外のものも連れてきます

上手い人と組むと、たしかに勝率は上がります。同時に、自分のプレイが上手い人に見られる時間も始まります。ミスが目立つ、判断の遅れが伝わる、指示が飛んでくる、沈黙が長引く。強い相手が味方になると、勝敗とは無関係の緊張がひとつ増える、という構図です。

「ノリが合う人」は、この緊張のぶんを引き受けてくれる相手として選ばれているのかもしれません。負けた直後に笑える相手なら、ミスの後始末は一往復の軽口で済みます。ゲーム編の「攻略サイトは?」で「まず自力」が75%を占めていることも、少しだけ同じ方向を向いています。教えてもらって最短で正解に着くより、自分の手つきで辿りたい人が多数派だとすると、隣に先生がいる状態は必ずしも歓迎されません。

「上手い人」を選んだ18%のほうも見ておきます

少数派の18%を「勝利至上主義」でひとくくりにするのは、たぶん雑です。上手い人と組みたい理由は、いくつも並びます。ランク帯を上げたい時期で、目標がはっきりしている人。強い動きを間近で見て盗みたい人。役割分担がきれいに決まる瞬間そのものが好きな人。あるいは、雑談より作業が得意で、無言で連係が通じる相手のほうが気楽だという人もいます。

「ノリ」を合わせる作業自体がしんどい、という感覚も現実にあります。空気を読む労力を払わずに済むという意味では、上手い人との無言のプレイのほうが、よほど休まる時間になり得ます。この選択肢は、実は「静けさ」に投じられた票かもしれません。

「上手い人と組みたい」を、静かにしててほしいって意味で選んだやつ、絶対いるだろ
それ、ノリが合う人と真逆に見えて目的おなじだね

この質問は、たいてい目の前の相手に出されます

リカイドの2択は、自分ひとりで解いて終わるものではなく、友達に出して答え合わせをする遊び方をされます。ということは「組みたい相手は?」という質問は、これから一緒に遊ぶかもしれない相手に向かって差し出されている可能性が高い、ということでもあります。

その状況で「上手い人」を選ぶのは、少し勇気がいります。目の前の相手が上手いとは限らないからです。逆に「ノリが合う人」は、誰に対しても角が立ちません。82%という数字には、本心の分だけでなく、出題の場が持つ角度も混ざっていると考えたほうが安全です。

📎 ラボメモ:ゲーム編で最も偏っているのは「遊び終えたソフトは手元に残す」91%。順位表の上位は好き嫌いの質問で埋まっていて、対人関係の質問が10位に食い込んでいるのは、この一問と「友達との対戦は?」くらいです。

腕前は聞きにくいけれど、どういう相手と遊びたいかは聞ける。この2択が答えやすいのは、たぶんそこです。

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