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ゲームは「どっぷり長く」が88%。なのに合わないソフトは86%が即やめる

2026.09.01|回答データ: 2,502人(9/1時点)

プレイ時間は?

どっぷり長く88%
すきまで短く12%

リカイドでクイズを作った2,502人の回答から集計

「どっぷり長く」が88%。「合わないゲームはすぱっとやめる」が86%。この二つは、リカイドのゲーム編にある別々の2択の結果です。前者に答えたのが2,502人、後者が約2,600人。長く遊びたい人が9割近くいて、合わないと思った瞬間に切り上げる人も9割近くいる。並べると食い違って見えますが、答えているのはほぼ同じ層です。

長くやりたいのに、すぐやめちゃうの?
順番が逆だろ。すぐやめるから、長くやれるんだよ

削られているのは「乗れない時間」のほうです

ゲーム編100問を偏りの大きい順に並べると、「プレイ時間は?」は3位に入ります。上の2問は「壺や草を見たら?」の91%と「遊び終えたソフトは?」の91%で、どちらもすでにこのラボで扱いました。88%は、ゲーム編でもかなり上位の揃い方だということになります。

長時間派の周辺にある数字を並べると、ひとつの傾向が見えてきます。「マップ移動は?」は「ファストトラベル」が78%で「歩いて景色」が22%(約2,000人)。「攻略サイトは?」は逆に「まず自力」が75%、「見ながら進む」は25%(約2,600人)。移動の時間は惜しむのに、答えを先に見て時間を縮めることはしない。削られているのは総時間ではなく、面白くない時間だけだと読めます。

そう考えると、合わないソフトを86%が切り上げるのも、長時間派と矛盾しません。ぴんと来ないゲームを義理で最後まで進める行為は、長く遊ぶこととは別物です。時間はたっぷり使いたいが、その中身は選びたい。「どっぷり」は長さの話であると同時に、深さの話でもあるのだと思います。

あ、じゃあ移動が早いのって、遊ぶ時間を増やすためなんだ
そういうことにしておこう。ただ、次の数字はちょっと格好つかないぞ

「あと1回」だけは、どうしても守れない

同じゲーム編に「『あと1回』は?」という2択があります。結果は「守れる」が15%、「だいたい延長」が85%(約2,500人)。自分で出した終わりの合図を、8割以上が守れていません。

切り上げの得意な人たちが、自分の宣言だけは守れない。矛盾のようですが、対象がまるで違います。合わないゲームを切るときは、面白くないという判断が先にある。一方「あと1回」の場面は、面白い最中です。中断の理由がどこにもないところで、自分の言葉ひとつを頼りに止めるのは、条件がかなり厳しい。

途中で終わった物事のほうが記憶に残りやすい、という現象は一般にツァイガルニク効果と呼ばれています。そして多くのゲームは、キリの悪いところで次の目標が見えるように作られています。倒した直後に次の依頼が並び、あと少しでレベルが上がる。終わりの合図が、常にひとつ先へずらされ続ける構造です。意志が弱いというより、設計に素直だと言うほうが近いのかもしれません。

じゃあ僕が寝られないのはゲームのせいってこと?
半分な。もう半分は、おまえが「あと1回」を6回言ったせいだ
5回だった

「すきまで短く」の12%は、我慢しているとは限りません

少数派の12%を、時間が取れない人たち、とひとまとめにするのは早いと思います。すきま時間で遊ぶ前提で設計されたゲームは山ほどあって、その遊び方こそ本命という人もいます。1日ぶんのスタミナを使い切って終わる、対戦を2、3戦だけやる、ログインボーナスを受け取って閉じる。どれも長時間プレイの縮小版ではなく、別の遊び方です。

もちろん、まとまった時間が取れないから短くしている人もいるはずです。同じ編の「昔のセーブデータは?」で「消せない」が81%(約2,600人)という数字は、遊べていない期間があっても戻る場所は残しておきたい人が多いことを示しています。今は短くしか遊べないけれど、やめたわけではない。12%のなかには、たぶん両方が混ざっています。

この88%は、ゲーム好きが答えた数字かもしれません

最後に、数字の取れ方そのものを疑っておきます。ゲーム編100問の平均回答数は約2,300人です。食べ物編は約32,700人、恋愛編は約50,400人。桁がひとつ違います。リカイドは前半の編から遊ばれることが多く、後半のゲーム編まで進むのは、そこまで続けた人か、ゲームの質問を目当てに選んだ人です。

つまりこの2,502人は、そもそもゲームの2択を解きたかった層である可能性が高い。「どっぷり長く」88%は、世の中全体の話ではなく、その層の話として読むのが正確です。それでも、母集団が偏っていることと、その中で9割近くが同じ側に立ったことは別の事実です。ゲームが好きな人ほど、短く区切って遊ぶのが下手になる。そういう話として見ると、この数字はけっこう素直だと思います。

📎 ラボメモ:ゲーム編でいちばん割れたのは「リセマラは?」で、やる派50%・そのまま始める派50%。ぴったり半分でした。

「どのくらいゲームしてるの」と正面から聞くと、たいてい少なめの答えが返ってきます。2択にして出すと、「どっぷり長く」か「すきまで短く」のどちらかしかない。責める余地のない形にしておくと、ふだん言いにくいことも、わりとあっさり返ってきます。

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