2回目に会った人と話していて、顔は完全にわかるのに名前がどうしても出てこない。会話の中で名前を呼ぶ場面をひたすら回避しながら、心の中で五十音を走らせる——。
あの絶望的な時間、経験者は3,472人中67%いました。「人の顔と名前は?」で「すぐ忘れる」が67%、「覚えるの得意」が33%です。

よかった、仲間が67%もいた

多数派の安心感で名前は出てこないけどな
名前だけ忘れるのには、ちゃんと理由がある
これは記憶力が悪いというより、名前という情報の性質の問題とされています。顔は「優しそう」「誰かに似てる」みたいに、いろんな情報と結びつけて覚えられる。ところが名前は、その人の中身と何のつながりもないただの音です。引っかかりがないから、思い出す取っ手がない。
この現象には有名な例え話があって、「ベイカーさん(人名)」は忘れるのに「ベイカー(パン職人)という職業」は覚えている、というベイカーベイカーパラドックスと呼ばれます。同じ単語でも、意味のネットワークにつながっているかどうかで記憶への残り方が変わる、という話です。

じゃあ「覚えるの得意」な33%は何してるの?

たぶん無意識に取っ手をつけてる。「田中さん、たしかに田んぼの中にいそうな顔」みたいな

田中さんに失礼すぎる記憶術
忘れる側の処世術
対策としては、とらの言うとおり名前に意味の取っ手をつけるのが王道です。あとは出会ってすぐ、会話の中で意識的に名前を呼ぶ。それでもダメだった場合の最終手段は、正直に「すみません、お名前もう一度いいですか」です。実はこれ、聞かれた側はそこまで気にしないというのが通説で、気まずさの9割は自分の脳内で製造されています。
ちなみにリカイドのクイズは名前を入力してから挑戦する仕組みなので、ランキングに名前が残ります。顔と名前が一致しない友達の名前も、スコアと一緒なら覚えられるかもしれません。

30/30取ったやつの名前は忘れないからな

記憶の取っ手=スコア