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🧠 性格・価値観

79%が「人見知りする」。でも初対面で緊張する人は63%しかいません

2026.08.24|回答データ: 33,209人(8/24時点)

人見知り?

する79%
しない21%

リカイドでクイズを作った33,209人の回答から集計

「人見知り」という言葉は、もともと赤ちゃんが知らない人に泣く様子を指していました。それがいつのまにか、大人が自分を説明するときの常套句になっています。飲み会の自己紹介でも、面接でも、SNSのプロフィールでも見かける。使いやすい言葉ほど、指している中身は広がっていきます。

リカイドの2択「人見知り?」に33,209人が答えて、「する」が79%、「しない」が21%。性格・価値観ジャンルの100問のうち、15番目に票が片側へ寄った質問でした。

8割が人見知りって、もはや人見知りが多数派じゃん
多数派の人見知り、字面がもう矛盾してるな

同じことを聞いているのに、16ポイントずれます

おもしろいのは、すぐ近くに置かれた別の質問です。「初対面の人とは?」は「話すの得意」が37%、「ちょっと緊張」が63%(約3万2千人)。人見知りかどうかを聞けば79%が手を挙げるのに、初対面で緊張するかと聞くと63%まで下がります。16ポイントぶんの人が、「人見知りする」と答えたのに「初対面はそこまで緊張しない」と答えている計算になります。

ほかの質問も並べてみます。「大人数の集まりは?」は「疲れる」が56%、「楽しい」が44%。「エネルギー補給は?」は「ひとり時間」が69%、「みんなといる時間」が31%。ひとりの時間を求める人は多いものの、どれも79%には届きません。人見知りという言葉だけが、他の数字より一段高いところにあります。

つまりこの79%は、実際の行動の集計というより、自己紹介として選ばれた一語に近いのだと考えられます。具体的な場面を聞かれれば「まあ、そこそこやれます」になる人が、ラベルとしては人見知りを名乗る。

え、みんな嘘ついてるってこと?
嘘じゃない。聞かれ方が変わっただけで答えが変わるのは、人間の普通の性能だ
よかった、あたしのことじゃなかった

先に言っておくと、あとが楽になる

心理学には、うまくいかなかったときの言い訳をあらかじめ用意しておくセルフハンディキャッピングという考え方があります。試験前に「全然勉強してない」と宣言するあれです。「人見知りなんで」も、それに近い働きをします。先に言っておけば、口数が少なくても、輪に入れなくても、性格の問題として処理してもらえます。

しかもこの言葉は、社交性のなさをやんわり伝えられるうえに、角が立ちません。「人と話すのが嫌い」だと拒絶に聞こえますが、「人見知り」なら照れくささや不器用さの側に寄って聞こえる。使い勝手がいいぶん、実態より広い範囲をカバーする言葉になっていったのだと思われます。

📎 ラボメモ:「人見知り?」79%に対して「初対面の人とは?」の緊張側は63%。同じ性格・価値観ジャンルの隣同士でこの差でした。

「しない」と答えた21%のほうが勇気がいる

少数派を見ます。この2択で「しない」を押すのは、実はけっこう度胸のいる選択です。世の中の空気として、人見知りは謙虚さとセットで扱われ、「しない」は社交的でずうずうしい人という印象になりかねません。それでも21%が押しました。

中身はおそらく一枚岩ではありません。本当に誰とでもすぐ打ち解ける人もいれば、緊張はするけれど態度には出ないので自分では人見知りだと思っていない人、接客や営業で慣らされた人もいるでしょう。共通しているのは、便利な言い訳をわざわざ手放している点です。

この数字は、友達に見られる前提で押されています

リカイドの2択は、作った本人が答えたあと友達に送られて、相手が「この人はどっちだろう」と当てにきます。答えは最初から見られる前提です。人見知りを名乗るのが気楽な社会で、しかも見ているのは自分をよく知る友達となると、「する」はますます押しやすくなります。逆に「しない」は、友達から「いや、お前はする側だろ」と突っ込まれるリスクを引き受ける選択でもあります。

この79%は、日本人の8割が人見知りだという意味ではありません。8割が人見知りという言葉を自分に使うことを選んだという意味です。数字が測っているのは性格ではなく、言葉の使われ方のほうかもしれません。

当てるほうも「こいつは人見知りって言いそうだな」で当てにくる。二重に言葉の話だ
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